ハレルヤぼうすけ

自閉症スペクトラムの子との日々の取り組みについて綴っています。

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話したいのに話せない場面緘黙

小3の娘ですが、場面緘黙です。

家ではとっても元気で、ものすごくおしゃべり。悪態もたくさんつきます(笑)

だけど、特定の人だったり慣れない環境下だと話しかけられても、声がでなくなります。 反応もニコニコしてるだけだったり、頷くだけだったり。


そのため周りからは、恥ずかしがり屋なのかなとか、思われることが多いです。 娘の場合は、話したくても声が出でないのです。

クラスの子からは話しても何も話さないので、無視されていると思われ、あまり良い印象を受けない事もあります。


特に友達や友達のお母さんからあいさつをされても、あいさつどころか、全く目も合わせようとしない事もあるので、とても困ります。

そのため、友達も極端に少ないです。話すことができる決まった子と遊ぶことがほとんど。


学校で失敗することも多々あります。 その度ごとに先生から連絡がありました。

・発表会の練習の時、トイレと言えなくてその場で漏らしてしまった。

・上履きを忘れたことを先生に言えずに、半日なしで過ごした上に、なくなったの?と聞かれ、頷いたため盗まれたと大ごとになったことも。

・夏休みの書道の自由課題を書いてきたのに、書いてきたことを言い出せずに期限を過ぎてしまった。

・学校で連絡帳がなくなったことを言えず、結局長期休んでる子のところに間違えて届いていて先生から連絡があった。


娘は話せない分、学校でミスをしないように

とても慎重です。

忘れ物をしないように前日から用意したり、

親が提出出しないといけない書類は、

前日から何度も催促されます。


そしてクラス替えが発生するこの4月は、いつものことながら、話せる子がいないとクラスで一日中全く話していない様子。


無理に話させようとしても

できることではないので、

自然と話せる友達ができて

そこから、友達の輪が広がることを

願っています。

新学期は、暇をしないように毎日本を持たせてあげるようにしています。

今日は、仲の良い友達と公園で遊ぶ約束をして昨日からとても嬉しそうにしていました。

友達は多くなくて良いので、どんなことでも話せる友達を少なくて良いので作ってほいしな。