息子は滲出性中耳炎で年中の12月にチュービングとアデノイド切除の手術をしました。
滲出性中耳炎とは
鼓膜の内側(中耳)に水がたまってしまい、耳の聞こえが悪くなってしまう病気です。通常、痛みを訴えたり発熱したりすることがないため、見過ごされていることが多くあります。その結果、気がついたときには、聞こえが悪くなっていたりします。
気づいたきっかけ
話変えても聞き返すことが多かったり、テレビの音が聞こえず、ボリュームを上げてと言うことが多くなったため病院へ行くことになりました。
はじめは、別の病院へ行ってきましたが、鼻の薬だけを飲まされ、根本原因の治療の提案もなかったため不安に思い、別の病院を診療しました。
その病院では、薬でもしばらく改善が見られないこと受けて、チュービングをしたほうが良いと提案して頂き、大きな病院を紹介してもらえました。
チュービングとは
鼓膜に小さな穴を開け、シリコンチューブを留置することで、中耳の換気を改善させます。 また、なかなか完治しない滲出性中耳炎場合には、鼓膜チューブ挿入術(チュービング)行います。
手術後の様子
アデノイドの切除手術もあり、我が家は入院となりましたが、通常は、チュービングだけなら日帰りでも可能なようです。 特に痛みもなくアデノイドの手術もチュービングの取り付けも無事終わりました。
チュービング後の注意点
チュービングすることで鼓膜に小さな穴が開いている状態なので、水が入ることはあまり良くありません。そのため、お風呂、プールの時は、水が入らないように耳栓をするようにしています。
特にパティ・バディーズの耳栓は、粘土みたいに耳に密着してつけられるので、取れずらくとてもおすすめです。
その後
年長になってから、10ヶ月くらいで右耳のチュービングが自然にとれ、鼓膜もふさがりました。ただ、寒くなって鼻水が出てくるとまた、耳の調子が悪くなる事があるので、定期的に耳鼻科へ通い経過を見てもらっています。再発する場合は、またチュービングが必要となりそうです。