3歳の娘は、反対咬合(受け口)と2歳の時歯科医に指摘され、3歳になってからムーシールドを使った治療することになりました。これまでの経過を参考までに記載します。
反対咬合とは
反対咬合では、下前歯が前に飛び出しています。下顎が上顎より大きく発達していたり、下顎もしくは下の歯が前方へ突き出していたりする噛み合わせです。一般に「受け口」とも呼ばれています。
受け口は、下顎の骨が発達し過ぎて前に突き出してきている、または上顎が小さすぎる場合に起こります。
できるだけ早期の治療が望ましい症状です。
反対咬合の診断
2歳の時にフッ素散布塗布のために歯科医で指摘されたのがきっかけです。それまでは、私自身反対咬合と言う言葉しら知らず、歯に問題があることに気ずいていませんでした。
ただ、娘が「さしすせそ」「かきくけこ」の発音がうまくできないのは、少し気になってはいました。
診断された歯科医では、歯の生え変わる頃に矯正が必要と言われましたが、3歳の今から必要とは言われませんでした。
とはいえ、私自身気になって調べると反対咬合の場合は通常の歯並びの矯正とは違い、早めに矯正を始めることができるとの情報がありました。
私の行った歯科医は矯正の専門医ではないため、一般的な歯並びの矯正時期しか知らないため、歯の生え変わる5-6歳まで様子見でと言っていたように思います。
そして、早めに矯正したほうな良いとの情報から、別の小児専門の矯正歯科へ行くことになりました。
小児矯正歯科へ行ってみて
治療は保険外診療となります。「かきくけこ」「さしすせそ」が言いづらいくらいでは、保険適用にならないとのことでした。
ウェブの情報通り、3歳の今から治療したほうが良く、後になるほど癖が大きくなり噛み合わせも深くなり矯正に時間がかかる上に、費用も高くなるってくるようです。
第一期の今治療ができるのは、ムーシールドというマウスピースによる矯正です。夜寝るときにつけて寝るだけ。根気強く続けることで矯正できるようです。ひとまず半年毎に経過を見ていくようです。
早期治療が大切な理由
反対咬合はそのままにしておくと、下のあご骨が過成長しやすい状態が続き、顔貌にまで影響を及ぼすことがあります。下のあご骨が大きくなりすぎる前に反対咬合は治す必要があり、そのままの状態で成長すると、治療も難しくなります。
ムーシールドとは
幼児期からの反対咬合改善に、子供専用のマウスピース「ムーシールド」を使った治療法です。夜寝ている間に装着するだけの負担の少ない装置です。
矯正にかかった費用
現在までで保険適用外でかかった費用を記載します。
- ムーシールド型取り
5,000円
- ムーシールド作成
80,000円
経過
歯が重ならない状態まで改善しました。
日常生活では、見た感じでは、かみ合わせは元に戻りました。まだ安定はしていないようなので、話している最中など無意識に下顎が出る場合があります。
2ヶ月おきに経過観察をしています。
感想
5歳まで必要ないといわれていた矯正ですが、早い段階で良い小児矯正歯科に出会えて良かったと思います。
年齢が上がるとさらに矯正が難しくなるので、この段階でムーシールドに出会えてとてもラッキーでした。